前回救急車で救急病院に搬送された話を書きました。数週間たって、救急車代の請求書が送られてきました。あれ!?保険で払えなかったの?いくら?うわっ、、。
$1694 約26万円です。
搬送距離によって値段が変わります。
私は家から車で5分、徒歩なら15分ほどの近い救急病院まで搬送でした。
救急車代 $1680
走行代1マイル毎に$20✕0.7マイル=$14 (0.7マイルは1,1キロ)
合計 $1684
救急搬送距離1キロ、5分乗車で26万円です。うわわ、、、。保険で支払えるはずなのに!?すぐに請求書の番号に電話して保険の情報を伝えました。病院搬送時に救急隊員さんが手続きをしてくれたのですが、私の名前の綴りを間違って登録しており、保険会社の承認がとれなかった模様。名前の訂正をしました。請求係の電話のオペーレーターさんは、保険で支払われますから大丈夫ですよ。って言ってくれました。
ここで豆知識。救急車の課金はいつ?
救急車は呼んだだけでは、まだ課金されません。
私はNYの赤十字で救急救命講座を受講した時に、教えてもらったのですが、
救急車に乗った時点で課金されます。
救急車代がとても高いので、誰かが親切心で勝手に救急車を呼んだ場合、支払いを恐れて病人、怪我人が「何で救急車呼んだんだ!」って怒ることもあるそうです。本人に意識がある場合は、隊員が「乗りますか?」って質問します。そこで断って乗らなければ課金なしです。私が以前、隣の州で怪我で救急車に乗った時は、$3000(約45万円)以上の請求がきました。私がその州の住民じゃなかったので高かったのかな?州、地域、搬送距離、そこの住民(つまり納税者)かどうかで、値段が違います。日本ならどこでも無条件で無料ですからありがたいです。
保険の請求間違いは、アメリカあるあるで、訂正してもずーっと間違いが続くのもよくあります。この請求書が止まってくれるといいのだけれど、、。ちなみに、相手の勘違いであっても、請求書を放置しておくと、債権回収業者に請求書がまわされます。そして最終期限までに払わないと法的措置をとるぞ!という赤いコワイ手紙が来ます。しかも、クレジットスコアが、めちゃ下がります。だから請求書の間違いは、伝えるだけではだめです。間違いがきちんと訂正されたか、ちゃんと確かめる必要があります。
この26万円は救急車代だけです。これに、病院での診療費、検査費などが加算されます。救急でCT撮って診断されたら、入院なしでその日に帰宅しても1万ドル(150万円)以上の請求がきます。(私の体験談)
ところで、今日、また同じ金額で救急車の請求書が郵便で届きました、、。
訂正されてない。あー。
【おまけ】
救急搬送には2種類あります。BLS(Basic Life Support)とALS(Advanced Life Support)
BLSは基本的な救命処置、ALSは高度な救命処置です。私はALS(Advanced Life Support)の請求をされています。
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