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【ニューヨーク生活術】学費問題。実はアメリカの方が安かった!授業料全額無料

幼稚園(キンダー)から高校卒業まで学費無料 大学は給付型奨学金で$0

 

今回は学費問題について。アメリカの学費は高い!と言われますが、人によって全然違います。実際、私の身内は学費、大学卒業まで全額無料でした。

プリキンダー(幼稚園の年中)から大学卒業まで授業料$0です。

全部公立学校です。今回は、高校までについて説明します。

 

まず、アメリカの公立学校は地域の校区の学校に行けば、

高校まで授業料無料です。学費が高い、高い!と言われるのは私立です。

じゃ、みんな学区の公立学校行けば解決!無料!!

ですが、そうも行かない事情が、、。

 

公立学校は地域の税金で運営されています。所得の高い地域の公立校は

予算が潤沢でレベルが高い。そして安全。

所得の低い地域の公立校は予算が足りない。つまり学業、教師の質、学校の施設など

レベルが下がります。そして安全性に問題がでてきます。

一番心配ですよね、身の安全。ドラッグ、喧嘩、刃物持ち込みなど。もし、

銃なんて持ち込まれたら、、すごく心配ですよね。

 

NY州は公立学校は幼稚園の年長さんから高校卒業までは義務教育。

治安がいまいちな地域、でも私立に行く余裕のない場合。どうしましょう。

以下の方法なら無料で通えます。

①ギフテッド(gifted)の学校を受験をして越境入学。←学力試験

②チャーター・スクール(charter school)に応募して入学。←抽選

番外編:私立学校の人種枠で入学。 アファーマティブ・アクション(通称AA)

 

①ギフテッドとは特待生で越境通学ですね。学力や何か飛び抜けた才能があれば、試験を受けて、ギフテッド校に越境できます。試験選抜で受かった子のみのクラスで授業を受けます。基本、お勉強のできる子はこちらがおすすめ。公立校ですから無料。

②チャーター・スクールとは、教育委員会の授業案ではなく、独自のカリキュラムで授業を行う学校。ユニークな学校多く、各校いろいろな特色があります。人気が高いのでほとんどのチャーター校の入学は抽選制です。公立ですから無料。

例えば勉強特化校、芸術特化校、女子校、男子校、英語以外の言語で授業する学校、などなど、、。教育方針に賛同した保護者によってカリキュラム柔軟に対応するところが多いです。

番外編:アファーマティブ・アクション(通称:AA)。人種特別枠というものです。私立に無料で入学できたりします。学生の人種がかたよらないように、高額な私立校に通えない人種からも入学させて、アメリカの多様性を高めるという考えです。有色人種が対象になります。対象人種は一般生よりも入学基準がゆるいです。私立の無料枠という位置づけ。

(ただし実際は日本人を含むアジア人は対象から外されています。アファーマティブ・アクションは今まで差別されたんだから、特別扱いしてよ!って制度のことです。)

うちの身内は②チャーター・スクールのパターンでした。

少人数でとても良い学校でした。治安も学力レベルも良かったです。

ニューヨークは安全をお金で買うところなので、家賃が高ければ治安は上がり、家賃が安い地域は治安が下がります。治安の良くない地域に住んでいるけど、すぐに引っ越しができない方は、この方法で切り抜けてください。これらの学校は学区外の応募、通学を認めています。

(大学の給付型奨学金については、別の機会に書きます。)

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